新時代の副業!?今サイト売買が熱いワケ

アフィリエイトスクールatusのコーチのゆうです。

アフィリエイト業界の話題をアフィリエイターではない人にもお届けしたいと思い、アフィリエイトコラムを書いています。

最近、家を売り買いするように、サイトの売買(M&A)が活発になっています。売買といっても不動産の取引よりも簡単で、早く、そしてオンラインで売り買いができます。

月3〜5万円の売上があがるサイトが60〜100万円で成立することが多いようです。

筆者自身も月約5万円の売上のサイトを95万円で売却しました。

筆者の売却サイト情報ページ(ラッコM&Aより)

サイト売買が活発になっている背景として、ネットで副業をする人が増え、収益性のあるサイトを保有・運営したいという需要が生まれています。

アフィリエイトにおいては、記事が書くのが得意であっても、最適な広告を選べず収益化できないサイトを放置するというケースがあります。

一方でサイトを育てるのには数ヶ月~数年の時間が掛かるという事情もあり、0からサイトを立ち上げるより、評価された状態でサイトを運営して早く成果を出したというニーズもあります。

上記のような売り手と買い手の事情があり、それぞれの需要に満たすサイト売買サービスが多く登場し、市場が活発になっています。

サイト売買サービス例

その中でもラッコマーケットは、3クリックするだけサイト売買ができるという技術革新を起こしました。

売買が完了後に、ドメインやサーバー契約、サイトデータにログイン情報がリアルタイムで譲渡が完了します。小規模のWordPressサイトに特化していて、1万円~50万円のサイトを売買することができます。

ラッコマーケットでは、キャンプ専用の趣味サイト、おうちヨガに特化したサイト、アクアリウム専門サイト、家電レビューサイトなどが1万円から10万円の価格帯で販売されていました。

ラッコマーケットの販売サイト一覧より

趣味や日常生活についてのサイト売買が盛んであることから、専門性や特別なスキルを持ち合わせていなくても、「自分の好きなことでサイトを作る」ことで収益をあげるチャンスが生まれています。

今まではサイトの収益化を図るには、自分のサイトに合わせて広告を選ぶ必要がありましたが、「売却」という収益化の出口が増えました。

誰でも簡単にWebサイトの立ち上げや情報発信ができるようになり、かつ副業解禁といった要因もあってか、アフィリエイト市場は右肩上がりで拡大する予想となっています。

サイト売買が一般化したことで、多くの人がサイト売却を見越したサイト運営ができたり、収益化までの初速を早められる時代になりました。

矢野経済研究所:アフィリエイト市場に関する調査を実施(2021年)より

そういった流れからサイト売買は、目的に合わせてサイトを売却・買取を選択できる「新時代の復業」といえるのかもしれません。