この記事では、freeeサインの料金体系と各プランの詳細について解説します。
freeeサインは、個人事業主から大企業まで幅広いニーズに対応するため、複数のプランを提供しています。
それぞれのプランは、利用可能な機能やサポートの範囲が異なり、ビジネスの規模や要件に応じて選択することができます。
この記事ではfreeeサインを利用するにあたってビジネス規模によって最適なプランを選ぶための参考情報を提供します。また、無料プランと有料プランの違いについても明確にし、それぞれのメリットとデメリットをお伝えします。

freeeサインの初期費用や料金プラン
初期費用について
freeeサインを利用する際に気になるのは初期費用です。
freeeサインは初期費用が無料で、すぐにサービスを利用開始することが可能です。個人事業主や、スタートアップ、中小企業にとっては、コストを抑えつつ電子契約システムを導入することが容易になります。
各プランの料金と特徴
freeeサインは、さまざまなビジネスニーズに対応するために、複数のプランを提供しています。以下に、それぞれのプランの料金と特徴を紹介します。
個人事業主のプラン
スターター | スタンダード | アドバンス | ||
---|---|---|---|---|
料金 | 年一括払い (年間契約) | 実質 ¥980/月 (¥11,760/年) | 実質 ¥2,980/月 ¥35,760/年 | 実質 ¥4,980/月 ¥59,760/年 |
月払い(1ヶ月契約) | ¥1,280/月 | ¥3,880/月 | ¥6,480/月 | |
基本機能 | 基本ユーザー数 | 1 | 3 | 3 |
電子サイン送信数 | 10通/月 | 10通/月 | 10通/月 | |
文書配付 | 〇 | 〇 | 〇 | |
タイムスタンプ | 〇 | 〇 | 〇 | |
公式テンプレート (弁護士作成) | 〇 | 〇 | 〇 | |
マイ印鑑 | 〇 | 〇 | 〇 | |
サポート | メール・チャット | 〇 | 〇 | 〇 |
追加機能 | 文書保管 | × | 10通/月 | 10通/月 |
CC送信 | × | 〇 | 〇 | |
契約チェック | × | × | 〇 |
法人のプラン
Starter | Standard | Advance / Enterprise | ||
---|---|---|---|---|
料金 | 年一括払い (年間契約) | 実質 ¥5,980/月 ¥71,760/年 | 実質 ¥29,800/月 ¥357,600/年 | 問い合わせ |
月払い(1ヶ月契約) | ¥7,180/月 | ¥35,760/月 | ||
契約期間 | 1年契約 (自動更新) | 1年契約 (自動更新) | ||
基本機能 | 基本ユーザー数 | 1 | 3 | 3 |
追加ユーザー | 追加2ユーザーまで(有償)※ | 無制限(有償)※ | 問い合わせ | |
電子サイン無料枠 | 10通/月 | 100通/月 | 300通/月~ | |
電子契約の送信・締結 | 〇 | 〇 | 〇 | |
タイムスタンプ | 〇 | 〇 | 〇 | |
フォルダ管理 | 〇 | 〇 | 〇 | |
公式テンプレート (弁護士作成) | 〇 | 〇 | 〇 | |
送信機能 | URL発行 | 〇 | 〇 | 〇 |
CC送信 | 〇 | 〇 | 〇 | |
送信時ファイル添付 | 〇 | 〇 | 〇 | |
SMS送信 | 〇 | 〇 | 〇 | |
API/Webhookの利用 | 〇 | 〇 | 〇 | |
文書一括作成・送信 | × | 〇 | 〇 | |
Wordテンプレート | × | 〇 | 〇 | |
受信機能 | 受信時ファイル添付 | × | 〇 | 〇 |
本人確認書類必須化 | × | 〇 | 〇 | |
文書管理 | 文書保管 | オプション ※ | 〇 | 〇 |
セキュリティ | IPアドレス制限 | × | × | 〇 |
SSO認証 | × | × | 〇 | |
アクティビティ | × | × | 〇 | |
内部統制 | グループ管理(閲覧権限) | × | 〇 | 〇 |
ワークフロー | × | × | 〇 | |
ユーザー権限管理 | × | × | 〇 | |
サポート | 電話 | 〇 | 〇 | 〇 |
メール・チャット | 〇 | 〇 | 〇 |
年払いと月払いの違い
freeeサインでは、支払い方法として年払いと月払いを選択することができます。
年払いを選択すると、月額料金が割安になるため、長期的にサービスを利用する予定のあるユーザーには特にお得です。
一方、月払いは柔軟性が高く、短期間の利用や予算に応じた支払い計画を立てやすいというメリットがあります。
個人事業主プラン
プラン名 | 年一括払い | 月払い |
---|---|---|
スターター | 980円/月 | 1,280円/月 |
スタンダード | 2,980円/月 | 3,880円/月 |
アドバンス | 4,980円/月 | 6,480円/月 |
法人プラン
プラン名 | 年一括払い | 月払い |
---|---|---|
Starter | 5,980円/月 | 7,180円/月 |
Standard | 29,800円/月 | 35,760円/月 |
Advance / Enterprise | 問い合わせ | 問い合わせ |
以上の情報を参考に、ビジネスの規模やニーズに合ったプランを選択し、効率的な電子契約システムを導入することが可能です。

freeeサインの無料プラン提供内容
無料プランで利用できる機能
freeeサインの無料プランでは、基本的な契約書作成・締結機能が利用可能です。このプランの主な特徴は以下の通りです。
契約書の作成と送信
月に1通の契約書を作成し、送信することができます。毎月初めに送信可能数がリセットされます。
テンプレートの登録
PDF形式のテンプレートを3個まで登録できます。
タイムスタンプ機能
契約書にタイムスタンプを付けることができます。
freeeサインの無料プランと有料プランの比較
無料プランと有料プラン(スタータープラン、Lightプラン、Light Plusプラン、Proプラン、Pro Plusプラン)の主な違いは以下の通りです。
機能種別 | 無料プラン | 有料プラン |
---|---|---|
契約書の送信量 | 月に1通のみ | プランにより月10通から無制限まで |
テンプレートの登録数と種類 | PDFのみ、3個まで | プランによりPDF/Word形式 10種類から無制限まで |
タイムスタンプ機能 | 利用可能 | 利用可能 |
その他の機能 | なし | 契約書作成依頼や承認 ワークフロー・履歴保存 送信・閲覧制限などの 高度な機能利用可能 |
結論として、無料プランは基本的な契約書作成と送信に限定されていますが、有料プランではより多くの契約書の送信、高度なテンプレート機能、そして内部統制を強化する機能が提供されます。ビジネスの規模やニーズに応じて適切なプランを選択することが重要です。
freeeサインの有料プランの追加機能
有料プランの追加機能
freeeサインの有料プランは、ビジネスの成長と多様なニーズに応えるために、様々な追加機能を提供しています。有料プランを利用することで、契約行程の効率化、セキュリティの強化、大人数での管理の簡易化が可能です。
以下に、有料プランの主な追加機能を紹介します。
契約書の利用数の増加
有料プランでは、月に利用できる契約書の数が増加します。プランによっては無制限の送信が可能です。
無料プランでは1通のみなので、契約件数の多い企業ではプランによって複数件で使用できます。
テンプレートの登録数と種類の拡大
有料プランでは、PDFだけでなくWord形式のテンプレートも登録でき、登録数も増えます。
テンプレートを登録しておくと、よく使用する文書のひな形を、あらかじめテンプレートとして登録することできます。
有料プランでは3つ以上のテンプレ登録ができるので、NDAや業務委託など、よく利用する契約書を用途別に登録しておけます。項目を入力するだけですぐさま文書を作成できます。
電話サポートあり
無料プランでのサポートは、メール・チャットでのサポートとなりますが、Lightプラン以上での有料では電話サポートが受けられます。緊急性の高い契約書の作成などで電話で即サポートしてもらえるのはありがたいポイントです。
freeeサインはどのプランが適切か?
freeeサインを利用するにあたり、どのプランを選択するかは迷いどころです。個人事業主、中小企業、大企業向けとでは課題もニーズも違うので、ここではそれぞれのニーズに合ったプランを選択するための提案を行います。
個人事業主の場合
- おすすめプラン:スタータープラン
- 理由:個人事業主は通常、契約書の量が少ないので、スタータープランの基本的な機能で十分です。低コストで必要十分な機能を利用できます。
中小企業の場合
- おすすめプラン:LightプランまたはLight Plusプラン
- 理由:中小企業では、契約書の量が増え、複数のスタッフが契約プロセスに関わることが多いと思います。LightプランまたはLight Plusプランは、複数のユーザー管理や追加機能を提供してくれます。す。
大企業の場合
- おすすめプラン:Pro/Pro Plusプラン
- 理由:大企業では、契約書の量が多く、高度なセキュリティやカスタマイズが求められます。Pro/Pro Plusプランは、無制限の契約書送信、高度なセキュリティ機能を提供してくれて、かつカスタマイズ可能です。
プラン選択のポイント
プランを選択する際に考慮すべきポイントは以下の通りです。
契約書の量
契約書の送信頻度と量は企業の業態や規模により異なります。契約書の送信頻度と量を考慮し、適切なプランを選択してください。
機能の必要性
また必要な機能(テンプレート、ユーザー管理、セキュリティなど)も企業の業態や規模によって異なります。
予算
個人事業主と大企業では予算規模も異なります。
ビジネスの予算に合わせて、コストパフォーマンスの高いプランを選択してください。
ビジネスの将来性
ビジネスの将来性の拡張を視野に入れておくのも一つです。ビジネスの成長に伴い、プランをアップグレードの可能性もあります。
以上のガイドとポイントを参考に、ビジネスの規模とニーズに合ったfreeeサインのプランを選択することで、効率的かつ効果的な電子契約プロセスを実現できるでしょう。
freeeサインの料金プランのまとめ
freeeサインは、個人事業主から大企業まで幅広いビジネスニーズに対応するために、様々な料金プランを提供しています。
スタータープランは個人事業主向けで、基本的な電子契約機能を低コストで提供します。
LightプランとLight Plusプランは、中小企業向けで、より多くの契約書送信量と追加機能を提供します。
Pro/Pro Plusプランは大企業向けで、無制限の契約書送信と高度なセキュリティ機能を備えています。
これらのプランは、年払いと月払いのオプションがあり、ビジネスの予算やニーズに応じて選択できます。
結論として、freeeサインは、その柔軟な料金プランと多様な機能により、さまざまなタイプのビジネスに対応可能な電子契約サービスです。ビジネスの規模やニーズに合わせて最適なプランを選択することで、効率的かつ効果的な契約管理を実現できるでしょう。
