LastPassは、2022年8月にセキュリティ侵害が発生しました。10年以上使っているので、移行に腰が重かったのですが、エイッと移行したので、Bitwardenの特徴とLastpassからの移行方法をまとめてみました。
パスワード管理ツールは、ちゃんと管理できればなんでもよい派です。Windows時代はロボフォームを使っていました。Macになったことがきっかけで、ロボフォームを卒業することになり、1passwordを経て、Lastpassに落ち着き、早10年が経ちました。ロボフォームより前は、ID Managerでした。
LastPassからBitwardenにパスワードデータを移行するのはとても簡単でした。思ったよりあっけなく移行が済んだので、もっと早くやってみればよかったなと思います。
Lastpassと違って、Bitwardenは、マスターパスワードを忘れると復元不可能なので、その点だけはほんとに注意です。Lastpassは保管しているからこそ漏洩します、Bitwardenは保管してないので泣いてもわめいても元には戻りません。
Bitwardenは、オープンソースのパスワードマネージャーです。Lastpassと同じようにパスワードの作成、保存、管理ができます。Webブラウザ、デスクトップアプリ、モバイルアプリがあります。Lastpassの無料プランはデバイス数がひとつに制限されてしまいましたが、Bitwardenの無料プランはパスワード数、デバイス数ともに上限がありません。
- オープンソースなので、ソースコードを公開しています。
- 無料版でも無制限に利用できます。
- 複数の端末からアクセスできます。
- 強力な暗号化技術を使用しています。
- 2要素認証に対応しています。
- 使いやすいインターフェースです。
プレミアムプランは、添付ファイルを保存したり、暗号化したり、より高度な「二要素認証」、優先的なサポートが必要なければ、無料プランでほんとに充分だと思います。無料プランでもEメールまたは承認アプリによる2ステップ認証が使えます。厳密には二要素認証とは言えませんが、個人で使用するには必要充分のセキュリティではないかと思います。


無料プランは「個人向け」と記載されていたので、法人で使う場合どうなるのかBitwardenのカスタマーサポートに問い合わせたところ「無料のBitwarden個人アカウントですべてのニーズが満たされるのであれば、会社でご利用いただいてもかまいません。」とのことでした。
LastPassからBitwardenにパスワードの情報を移行する
LastPassからBitwardenにデータを移行する手順
- Bitwardenにアカウントを作成します。
- LastPassからすべてのパスワードをエクスポートします。
- Bitwardenにエクスポートしたパスワードをインポートします。
LastPassからパスワードをエクスポート
- LastPassにログインします。
- 左側のメニューから「設定」をクリックします。
- 「アカウント」タブをクリックします。
- 「パスワードをエクスポート」をクリックします。
- エクスポートするパスワードを選択します。
- 「エクスポート」をクリックします。
パスワードのみがcsvでダウンロードされます。添付ファイルはエクスポートされないので注意
Bitwardenにパスワードをインポート
- Bitwardenにログインします。
- 左側のメニューから「設定」をクリックします。
- 「アカウント」タブをクリックします。
- 「パスワードをインポート」をクリックします。
- エクスポートしたパスワードファイルをアップロードします。
- 「インポート」をクリックします。
Bitwardenは、オープンソースのパスワードマネージャーです。パスワードの作成、保存、管理を支援します。Bitwardenは、Webブラウザ、デスクトップアプリ、モバイルアプリで利用できます。Bitwardenは、無料版と有料版があります。無料版は、個人で使用する場合、無制限に利用できます。有料版は、企業で使用する場合、または、より多くの機能を利用したい場合、有料版にアップグレードできます。
Bitwardenの特徴は次のとおりです。
オープンソースなので、ソースコードを公開しています。
無料版でも無制限に利用できます。
複数の端末からアクセスできます。
強力な暗号化技術を使用しています。
2要素認証に対応しています。
使いやすいインターフェースです。
Bitwardenは、パスワードの管理に役立つツールです。パスワードの作成、保存、管理を支援し、強力な暗号化技術を使用してパスワードを保護します。Bitwardenは、無料版でも無制限に利用できるので、個人で使用する場合でも、企業で使用する場合でも、コストを抑えてパスワード管理を行うことができます。